2010年12月19日

アダム・パスカル&アンソニー・ラップ @青山劇場

 東京。昨夜の寝床は21階の部屋だった。部屋に届けられた新聞は、朝日の英字新聞。今回は“来日公演”なのだ。
 14:00のロビーコール(ホテルのエレベータに乗るとこのホワイトボードに、ロードマネージャーが翌日の予定を書いている)に合わせて、エレベータに乗る。迎えがあるものと思っていたら、移動は地下鉄とのこと。高良とギターの熊木敏郎さん、アダム・パスカルさんとラリーさんの5人で地下鉄に乗って、青山劇場に向かう。
 考えたら、去年の『RENT』の東京公演の時も、みんなホテルから会場まで歩いて移動していたっけ。スターが…、なんだか不思議だ。そういえば、楽屋の弁当とかもない。日本人アーティストの公演で当たり前のことが当たり前でないのが面白い。過剰にアテンドすること/されることが奇妙にも思えてくる。

アダム・パスカル&アンソニー・ラップ @青山劇場

 アダム・パスカル&アンソニー・ラップ Live in Concert: Japan Tour 2010。高良結香は、今回スペシャルゲストとして出演させてもらっている。オリジナル曲を多くの人の前で披露する機会ができるのはありがたい。

アダム・パスカル&アンソニー・ラップ @青山劇場

 開演前の高良の楽屋には、ダンサーの2人がいて(東京での6公演には、トモ&ナツキのダンサー2人も出演)、アダムとアンソニーが交互にやってくる。彼女が自身の楽屋を「タイムズスクエア」と呼ぶ理由がわかる気がする。
 アダムはリハーサルをとてもがっつりやる。彼の楽屋からはウォーミングアップの発声練習の声が聞こえてくる。日本のアーティストで、開演前に楽屋で声を張り上げる人ってあまりきかない。

アダム・パスカル&アンソニー・ラップ @青山劇場
 
ザ・ライブ

 ツアーが始まったばかりなので詳細は省略するが、とても素晴らしかった。とても骨太なのに、繊細なパフォーマンス。それぞれのソロのシーンと共演の場面。オリジナル、カバー曲、ミュージカルの曲、終盤、畳み掛けるような『RENT』の楽曲はさすがに圧倒的だった。熱狂的なクライマックスは、昨年の『RENT The Broadway Tour』の東京公演のことを思い出させてくれた。
 沖縄でのライブは、東京、大阪とは異なる構成になる。ステージを見ながら、沖縄でのライブをどういうものにできるのかを考えていた。

●沖縄公演
Yuka Takara・Adam Pascal・Anthony Rapp
Live in Okinawa 2010 “no day but today”

12月28日(火) 浦添市・てだこホール
詳細はこちらをご覧ください→http://harvestfarm.ti-da.net/e3142595.html


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Posted by ryujinoda at 10:33│Comments(0)Yuka Takara
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