2014年06月24日
かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう

少し先ですが、早川義夫さんのライブが決まりました。
11月28日(金)@桜坂劇場です。
今回、早川さんの沖縄でのライブは2007年9月以来、実に7年ぶりとなります。
早川さんを紹介してくれたのは、遠藤ミチロウさんです。その前の年に2人で歌いにきてくれました。ミチロウさんがよく歌う『マリアンヌ』という曲がジャックスのカバーだったことは後から知りました。何しろその時のライブはすごく衝撃的だったのを覚えています。音楽的にも生き方的にもすごく自由だった早川さんのことを私もまわりのみんなも大ファンになりました。
2007年はヴァイオリンのHONZIさんと一緒にやってもらうことになっていました。
その時のライブのタイトルは『早川義夫+HONZI いい人はいいね、沖縄大好き!』。でも、その数週間前に「HONZIさんが体調を崩してしまい一人で行くことになりました」と連絡をいただいたのです。
HONZIさんが亡くなったという知らせを聞いたのは、沖縄ライブの前日、早川さんが那覇空港に着いた時だったと記憶しています。
(その時のことは早川さんの日記にも記されています→コチラ)
その時私は早川さんにどういう風に声をかければいいのかよくわからなかったように記憶しています。このままライブをやってもらっていいものか考えたりもしました。
翌日のライブは、なんだか鬼気迫るものがありました。いろんな想いがないまぜになって、音楽に凝縮された凄み。その夜のライブは桜坂劇場的にはもはや“伝説”です。
「久しぶりに沖縄に歌いにいきたい」。
そんなメールが早川さんから届いたのは今月前半でした。
この7年の間、何度か沖縄に招くタイミングはあったのですが、そのたびになんとなく実現しませんでした。ここ1〜2年は、早川さんの音楽的なパートナーであった佐久間正英さんが体調を崩されていたということもありました。
今回、何度かメールのやりとりをさせていただいていて、うまく言えませんが早川さん自身なんだかちょっと変わられたように感じています。
まだ先ですが、また早川さんの歌を聴くことができます。嬉しいなぁ。すごく楽しみです。
「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」というのは早川さんの1stソロアルバムのタイトル。この言葉、大好きです。
■早川義夫弾き語り
~生きがいは愛しあうことだけ~
日/11月28日(金)
場/桜坂劇場ホールB
時/開場19:00 開演19:30
料/一般前売3000円 当日3500円
高校生以下前売・当日共1500円
※入場時別途300円の1ドリンクオーダーが必要
問合せ・電話予約=桜坂劇場098-860-9555
◎一般発売日:7月26日(土)
<プレイガイド>桜坂劇場窓口/チケットぴあ/ファミリーマート各店・イープラス/ローソンチケット
◎早川義夫(はやかわ・よしお)
1947年東京生まれ。1968年ジャックスのリーダーとして「からっぽの世界」でデビュー。解散後はソロ「サルビアの花」を発表。URCディレクターとして活動するが突然引退し書店主となる。1994年に「この世で一番キレイなもの」で復活。故・佐久間正英氏とは盟友でライブ経験多数あり。主なアルバムに「I LOVE HONZI」。著書に『たましいの場所』『生きがいは愛しあうことだけ』(ちくま文庫・2014年8月刊)がある。
早川義夫公式サイト http://www15.ocn.ne.jp/~h440/
Posted by ryujinoda at 19:27│Comments(0)
│music
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。