6/22(火) グループリーグ敗退〜学食のため息
今日、明日は観戦は休み。昼間、ローズバンクというショッピングモールへ出かけると、子どもたちの楽団が道ばたで演奏していた。バファナバファナのグループリーグ最後の試合を応援するためのパフォーマンス。開催国の試合日だけに、どこか町中が浮き立っている感じがする。やはり、開催国には勝ち進んでもらわなければいけないのだ。
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夕方、滞在先のヨハネスブルグ大学・キングスウェイキャパスの学食で、ビールを片手に南アフリカvsフランス戦を観戦する。冬休み中で普段はがらんとした学食には大勢の人が集まった。学生、職員、セキュリティ、外部からの宿泊者以外はすべて黒人。
前半、南アフリカが先制して、さらに追加点を加えると、その場は異様なほどにヒートアップした。なにしろ開催国が決勝トーナメントに出場できなかったことはないのだ。きっと何とかなるという期待感が広がった。しかし、いろいろなトラブルを抱えているとはいえ、相手は前回準優勝のフランスである。前半の出来は、ある種の“政治”が働いているのではと勘ぐってみたくなるようなものだった。
後半フランスに1点返されて、結局2位に入ったメキシコに得失点差で及ばなかった。
終了の笛が鳴ったあとに、学食全体が大きなため息で満たされた。
ユーロ2004ではポルトガルが決勝まで進んだ。2006年のワールドカップではドイツがベスト4まで進んだ。いずれも開催国の躍進があって、大会は最後まで大いに盛り上がった。今大会はアフリカのチームが不調で、決勝トーナメントに進んだのはガーナだけになった。彼らが一つでも上に進めることを願いたい。
↑2006年ドイツ、ベルリンのブランデンブルグ門でのパブリックビューイング
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