2014年04月24日
@大阪。ボブ・ディランと下地 勇
ボブ・ディランの日本ツアー最終公演を、Zepp Nambaで聴く。
入場整理番号は1150番。会場内は割と細かに鉄柵で区切られていて、一番前のブロックが空いてたので、遠慮なく入れてもらう。
やや上手寄りで、前から何となく3列目くらい。ディランのピアノ位置まで5mほど!
定刻にチャイムが鳴って、ディラン登場。
その佇まいからして、レジェンド感ハンパなし。
前回、随分前に武道館で見たときは上手真横の天井桟敷で米粒ほどだったのが、今回は顔の皺まではっきり!
新譜は聴いていたので、わかったけど、昔の曲はアレンジとか譜割がまるで違ってまるで新曲!
アンコールで歌われた『見張塔からずっと』なんて、U2のアルバム『RATTLE & HUM』のアレンジが個人的なデフォルトだったので、改めて驚いたし、
『風に吹かれて』は、まるっきり新しい曲だった。
破壊と創造を繰り返す、GOD(Generate→Organaize→Destroy)まさに“神”なのだと実感する。
誤解を恐れずに言うと、ポール・マッカートニーやローリングストーンズとは、格が違う感じ。
過去に引きずられずに、常に新しい自分をクリエイトできることが、非常にスーパーだと実感する。
それと、バンドのメンバーが、常にディランに視線を送っていることが印象的だった。
終演後、やはりディランを聴きにきていた下地勇さんと合流して、なんばの居酒屋で飲む。
2人だけで飲むのは、8年ぶりぐらいかな。。
ディランのことはもちろん、先日のHOBO CONNECTIONでのチャボさんとの共演のこととその後の展開(!→多分、近日発表!)、
SAKISHIMA meetingのこと、秋に実現できるかもしれないヨーロッパツアー、etc、話は尽きず。
ディランが何を歌ってるんだかさっぱりわかんなかったという話から、同様の悩みを抱えるミャークフツの課題で盛り上がる。
結局、言葉の一つひとつの意味というよりも、それぞれの音楽の根っこはもっと深いところで共鳴しているというとりあえずの結論に。
ギリギリで最終電車を捕まえて、帰り道suzumokuの『素晴しい世界』をリピート。
好きなんだよな。。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。